龍野市まちづくり研修に参加しました。
少し以前ですが、城下町で有名な兵庫県龍野市で取り組まれておられる「まちづくり」を見学させて頂きましたので、ご紹介いたします。
まずは、この事業を中心に取り組まれている方の公演を聞かせて頂きました。
龍野の文化と街並みを未来に残したい!!
そんな熱い思いで事業をされているとお聞きし感動しました。
お話しは老舗醤油工場の跡地の劇場でお聞かせ頂きました。
広々した空間を劇場として利用されるアイデアに感嘆しました。
公演のあとは、街を散策させて頂きました。
流石、昔から続く城下町。道路は石畳が多く、道路脇には水路が、そこに昔から続く建物が立ち並び、向こうには緑が眩しい山並みが見えます。
最初は、空き家となった建物をリノベーションし事務所を移設したことからスタートし、そこから空家活用の輪が広がり、約5年程で新規出店が30店舗も増えたとのことです。
出店にもコンセプトがあり、戦前の士農工商分布に基づき現代版にアレンジしたゾーニングとのことで、住民の暮らしと観光の共存を大切にされています。
「歴史自然観光施設」「ホテル・旅館」「カフェ・ショップ」「アトリエ・住居」「醸造・観光」「書店」「飲食・バー」などリノベーションされた建物もバリエーション様々で歩いてるだけで楽しい街だと感じさせて頂きました。
風情のある良い建物や綺麗な街、緑豊かな自然を見て楽しませて頂きましたが、まちづくりをする上でのご苦労もお聞かせ頂きました。
大変なことも多いですが、この街並みを次世代に残したい、そんな思いで日々活動されているとお聞きし大変刺激になりました。
私も、不動産という仕事を通じて、次世代に少しでも以前からの良い建物や昔の人の思いを残すことが出来る、そんな仕事をしていきたいと改めて思いました。